大型で強い台風25号(ドゥージェン)は、9月22日の朝までに日本の東へ抜けました。9月19日からのシルバーウィーク5連休と重なった台風です。
この連休に旅行や帰省で新幹線を使った人が多かったと思います。結局どこまで影響が出たのか、きっぷはどうなるのか、まとめておきますね。
ここでは気象庁が出した台風25号の実況と、JR東海が公表している運転規制と払いもどしの決まりをもとに、次のことをお伝えします。
台風25号2026で東海道新幹線に計画運休は出ませんでした。台風は9月21日の夜に房総半島の沖を通り、22日6時には日本の東へ抜けています。JR東海の運休列車案内では、22日8時41分の時点で東京〜新大阪の運休は0本です。
- 台風25号が実際にどこを通り、新幹線がどうなったか
- JR東海が公表している、雨と風で運転を見合わせる数値
- 運休・2時間以上の遅れ・自分でやめるときの払いもどし額

連休に新幹線を予約していました。結局どこまで影響が出たんでしょうか?
台風25号2026で新幹線は計画運休なしで連休を終えた

台風25号2026で東海道新幹線に出た影響は、計画運休の発表がないまま終わりました。台風の中心が関東のいちばん近いところを通ったのが9月21日の夜で、そこから一気に東へ離れたからですね。
気象庁の実況から、台風の中心が実際に通った位置と沿線からの距離を並べると次のようになります。
| 通った地点(実況) | 館山からの距離 | 三島からの距離 | 銚子からの距離 |
|---|---|---|---|
| 北緯34.0度・東経140.2度 | 約115km | 約171km | 約201km |
| 北緯34.1度・東経140.4度 | 約111km | 約177km | 約186km |
| 北緯34.4度・東経140.9度 | 約115km | 約198km | 約149km |
| 北緯34.7度・東経141.2度 | 約126km | 約213km | 約120km |
| 北緯35.6度・東経142.5度 | 約248km | 約329km | 約152km |
| 22日6時(北緯37.2度・東経145.9度) | 約594km | 約668km | 約482km |
気象庁の台風経路の実況値から中心の位置を取り出し、館山・三島・銚子の3地点との距離を実際に計算した。2026年9月22日6時45分発表ぶんで確認
22日6時の実況では、台風の中心は日本の東の海上にあります。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで、強さは「強い」台風のまま時速45キロで北東へ進んでいます。
中心が近づいて風まで強まったのは、21日の昼過ぎから夜にかけてでした。いちばん近づいたときでも、東海道新幹線の三島からは約171キロ離れています。
前日に出ていた予報とくらべると、進んだ道筋はほぼそのままでした。21日夕方に館山の南南東約120キロという予報に対し、実際にいちばん館山へ寄ったときの距離は約111キロです。
勢力のほうは、22日6時に970ヘクトパスカルまで下がりました。23日6時には温帯低気圧に変わる予報で、台風としての影響はここで抜けます。
5連休で荒れたのは後半の21日と22日朝
5連休のうち荒れたのは、21日と22日の朝まででした。9月19日の土曜から23日の水曜までが連休で、22日は祝日にはさまれた国民の休日にあたります。
台風の動きを連休の日付に当てはめると、次のようになります。
| 日付 | 台風の位置(予報) | 新幹線への注意 |
|---|---|---|
| 19日(土) | 日本の南(遠い) | 台風による影響は出ずに終わった |
| 20日(日) | 日本の南(東京の約800km南) | 雨。台風を理由にした新幹線の運休はなかった |
| 21日(月・敬老の日) | 房総半島の沖を通って北東へ | 台風を理由にした計画運休の発表はなかった |
| 22日(火・国民の休日) | 6時には日本の東(北緯37.2度) | 8時41分時点で東京〜新大阪の運休は0本 |
| 23日(水・秋分の日) | 日本のはるか東で温帯低気圧へ(予報) | 台風そのものの影響は抜ける |
行きの19日と20日は台風の影響が出ないまま終わり、帰りの21日と22日も東海道新幹線は動き続けました。荒れたのは房総半島側の在来線で、線区ごとに時刻を決めて止める形です。
いちばん近づいたのは銚子の南南東約120キロ
台風の中心がいちばん寄ったのは、銚子の南南東およそ120キロの海上です。気象庁の実況値で中心の緯度経度を追い、沿線の地点との距離を計算するとここが最短になります。
東京から名古屋までがおよそ350キロ、新大阪までがおよそ550キロです。台風は東海道新幹線の沿線をかすめず、房総半島の沖を北東へ抜けました。
三島からの距離でみると、いちばん近づいたときでも約171キロありました。館山までは約111キロですから、東海道新幹線の沿線より房総側にずっと寄ったコースです。
暴風域に入る確率は三島側で23%どまりだった
暴風域に入る確率は、いちばん高い三島側でも23%どまりでした。気象庁が3時間刻みで出していた数字を沿線の地域ごとに並べると、東海道新幹線がどのくらいの位置にいたのかがそのまま出てきます。
| 地域 | 近い駅 | いちばん高い時刻と確率 | 22日3時までの積算 |
|---|---|---|---|
| 静岡県伊豆北 | 三島 | 21日18時と21時に23% | 25% |
| 静岡県富士山南東 | 新富士 | 21日18時と21時に4% | 5% |
| 静岡県中部南 | 静岡 | 21日15時に4% | 4% |
| 静岡県遠州北 | 掛川・浜松 | 0%の時間帯だけ | 0% |
| 愛知県東三河南部 | 豊橋 | 0%の時間帯だけ | 0% |
気象庁が9月21日3時に発表した暴風域に入る確率から、沿線に近い地域を抜き出した
前の日の数字からは、静岡県側がさらに下がりました。三島で29%から23%、静岡で8%から4%、浜松と豊橋は0%です。台風の進路が前の日より東へ寄ったぶん、東海道新幹線の沿線から暴風域が遠のいた形です。
確率の山は21日の18時から21時に集まり、22日の3時にはどこも一けたまで落ちました。山だったのは21日の午後から夜の半日で、そこが東京側に寄っていたのが今回の形です。
沿線から外れますが、いちばん高い数字は千葉県の夷隅・安房で76%、千葉中央で58%でした。前の日の千葉中央49%から上がっています。台風が房総半島のすぐ沖を通ったとおり、荒れたのは東海道新幹線の沿線ではなく房総側でした。
影響を受けやすいのは東海道新幹線の三島から浜松
影響を受けやすい区間として真っ先に挙がるのは、東海道新幹線の三島駅から浜松駅の間です。JR東海自身が、この区間で豪雨が多く発生し、他の地区に比べて運転規制の時間も長くなっていると書いています。
実際にこの区間は対策工事の対象になりました。のり面をコンクリートで覆う工事などに約110億円をかけ、2030年3月までかけて進める計画です。
同社の試算では、この工事が終わると運転規制の延べ時間が約2割減るとされています。裏を返せば、いまはまだその2割ぶんの弱さを抱えたままということになりますね。
いっぽう浜松から西は、暴風域に入る確率が1%以上になる時間帯そのものがありません。今回の台風で身構える区間は、東京から三島あたりまでにさらに寄ってきたと考えています。
台風25号2026で新幹線が止まる確率はどれくらい

台風25号2026で新幹線が止まる確率は、いまの時点では数字で言い切れません。ただ、近づいた台風がどれくらいの割合で上陸まで至るのかは、気象庁が出している平年値から計算できます。
気象庁は1991年から2020年までの30年平均を台風の平年値として公表しています。そこから割り算をすると、次のようになりました。
| 区分 | 接近数 | 上陸数 | 上陸まで至る割合 |
|---|---|---|---|
| 年間 | 11.7個 | 3.0個 | 約26% |
| 9月 | 3.3個 | 1.0個 | 約30% |
| 8月 | 3.3個 | 0.9個 | 約27% |
| 10月 | 1.7個 | 0.3個 | 約18% |
ここでいう接近は、台風の中心が国内のどこかの気象官署から300km以内に入ったことを指します。上陸は、中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達したことです。
9月は接近3.3個に対して上陸1.0個で、近づいた台風の3つに1つほどが上陸まで至る計算になります。1年を通してみると約26%なので、9月は上陸まで進みやすい月といえます。
沿線の都府県に9月に近づく台風は月1個ほど
東海道新幹線の沿線に絞ると、9月に近づく台風は月に1個ほどです。気象庁の地方別の平年値では、9月の接近数が関東甲信地方1.2個、東海地方1.2個、近畿地方1.1個となっています。
年間でみると関東甲信3.3個、東海3.5個、近畿3.4個です。9月だけで年間の3分の1が集中しているので、この連休は年間でもっとも当たりやすい時期に重なっていることになります。
近づいても止まらなかった台風のほうが多い
ただし近づいた台風がすべて新幹線を止めてきたわけではありません。東海道新幹線が終日単位で止まったのは、ここ数年でみても年に1回あるかどうかです。
私が公表されている記録をたどって拾えた終日規模の運休は、次の5つでした。
| 日付 | 台風 | 東海道新幹線の対応 | 決まった時期 |
|---|---|---|---|
| 2018年9月30日 | 24号 | 計画運休 | - |
| 2019年10月12日 | 19号 | 東京〜名古屋が始発から終日運転取りやめ。名古屋〜新大阪は朝の上下6本のみ | 前日の10月11日 |
| 2023年8月15日 | 7号 | 名古屋〜新大阪で計画運休 | 2日前の8月13日までに公表 |
| 2024年8月16日 | 7号 | 東京〜名古屋が終日運転取りやめ | 2日前の8月14日 |
| 2024年8月30日 | 10号 | 東京〜名古屋が終日運転取りやめ | - |
年間11.7個が近づいて、終日止まるのが年1回前後。ざっくりいえば近づいた台風のうち1割ほどが終日運休に届くという感覚になります。
いっぽうで、終日ではなく数時間の運転見合わせや遅れなら、もっと高い頻度で起きています。止まるかどうかを0か100かで考えず、遅れる可能性は常にあると見ておくのが現実的です。
台風25号2026で新幹線が止まる基準は雨と風の2つ
台風25号2026で新幹線が止まる基準は、雨と風の2つです。どちらも沿線に置いた計測器の数値が決められた値に達したときに、徐行や運転見合わせに入ります。
このうち雨の基準は、JR東海が数値まで公表しています。2025年6月1日に新しい方式へ切り替わりました。
雨の基準は1時間に60ミリと土壌雨量
雨で運転を見合わせる基準は、1時間の雨量が60ミリ以上になったときです。これに加えて、降り始めからの雨が土の中にどれだけたまっているかを示す土壌雨量という指標が使われます。
切り替わる前と後を並べると、変わった点がはっきりします。
| 指標 | 2025年5月まで | 2025年6月から |
|---|---|---|
| 短時間の雨 | 時雨量60ミリ以上 | 時雨量60ミリ以上(変更なし) |
| 長時間の雨 | 連続降雨量150ミリ以上+時雨量40ミリ以上/連続降雨量300ミリ以上+10分間雨量2ミリ以上 | 土壌雨量が規制値に達したとき |
| 規制値の決め方 | 全線で一律 | 沿線59か所の雨量計ごとに設定 |
連続降雨量は過去24時間の雨量を見る指標でした。これに対して土壌雨量は、降り始めからの影響をもっと長い時間さかのぼって反映します。
1時間に60ミリという雨がどれくらいかは、気象庁が区分を出しています。
| 1時間の雨量 | 予報用語 | 人の受けるイメージ |
|---|---|---|
| 20〜30ミリ | 強い雨 | どしゃ降り |
| 30〜50ミリ | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る |
| 50〜80ミリ | 非常に激しい雨 | 滝のように降る |
| 80ミリ以上 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感がある |
60ミリは非常に激しい雨の帯に入ります。傘がまったく役に立たず、車の運転も危険とされる降り方です。
台風が来る前から雨が続いていると、台風そのものの雨が弱くても規制に入ることがあるのはこのためです。今回も秋雨前線の雨が先に降っているので、土にたまった水分から目が離せません。
風の基準はおおむね秒速30メートル
風で運転を中止する基準は、おおむね秒速30メートルです。JR東日本が技術報告で示している運転士心得の考え方では、秒速20メートルで状況を監視し、25メートルで一時運転を見合わせ、30メートルで運転を中止するとされています。
台風25号は、日本の東へ抜けたあとの実況で中心付近の最大風速が秒速35メートル、最大瞬間風速が秒速50メートルでした。関東へ近づいた時点の予報だった秒速30メートル・40メートルより強い勢力まで発達しています。それでも東海道新幹線が風で止まらなかったのは、中心が沿線から離れた海上を通ったからです。
なお東海道新幹線については、風の規制値そのものの数字をJR東海は公表していません。数値を知る手立てとしては、上の一般的な考え方を目安にすることになります。
東海道が雨に弱いといわれるのは盛土が半分を占めるから
東海道新幹線が雨に弱いといわれるのは、盛土と切取の構造が全線の53%を占めるからです。この数字はJR東海が公表しています。
盛土は土を積み上げて線路を通した区間、切取は山を削って通した区間です。どちらも長く雨が降り続くと土の中の水分が増え、のり面が崩れるおそれが出てきます。
高架橋が多い路線と比べると、雨に対する注意の度合いが変わってくるわけですね。三島から浜松の間で対策工事が始まったのも、この構造と降り方の変化が重なった結果です。

雨は数値が公表されていますが、風のほうは公表されていない点に注意ですね。
台風25号2026で新幹線の運休が発表されるのは前日まで
台風25号2026で新幹線の運休が決まるとすれば、発表は前日から2日前までになります。過去の計画運休をみると、この幅にすべて収まっています。
2019年10月12日の終日運休は前日の11日に発表されました。2024年8月16日の終日運休は2日前の14日に決まっています。
一方で2023年の台風7号のときは、8月14日について計画運休を実施しないと前もって案内されました。やらないという発表も同じように出るので、動きを追う値打ちがあります。
発表は可能性の案内から段階を踏んで出てくる
発表は、いきなり運休が決まるのではなく段階を踏みます。まず遅れや運休が出る可能性があるという案内が出て、そのあとに区間と時間帯が定まる流れです。
2026年6月の台風6号のときは、2日夜から3日終日にかけて運転見合わせや運休の可能性があるという案内が先に出ました。急に計画運休へ切り替わることもあるとも添えられています。
2023年の台風7号では、14日は計画運休を実施しないものの長時間の運転見合わせが起きる可能性がある、という案内が出ました。計画運休をしない日でも止まることはあるので、可能性の段階から見ておく必要があります。
この段階の案内は、旅行の日程を組み替えるかどうかを考える合図になります。区間と時間帯まで決まってから動くと、代わりの手段が埋まっていることも出てきますね。
運休の情報はJR東海の運行状況ページが最初に出る
運休の情報がいちばん早く出るのは、JR東海の東海道・山陽新幹線運行状況のページです。発車順序案内、個別列車案内、運休列車案内、列車走行位置、到着列車案内の5つが並んでいます。
このページは2026年8月21日から情報が増えました。運転見合わせの詳しい理由に加えて、台風による計画運休の案内も多言語で出るようになっています。
駅のホームの電光掲示板も同じ日から改善が進んでいて、運転見合わせ区間と運休列車が表示されるようになりました。こちらは2029年度末にかけて各駅へ順に入っていきます。
確認先は東海道・山陽新幹線の運休列車案内(JR東海)です。2026年9月22日時点で、東京〜新大阪の運休は0本でした(8時41分に確認)。
同じ画面に並んでいたのは、みずほ613号・さくら769号・さくら771号が熊本〜鹿児島中央で一部運休という3本だけです。これは九州新幹線の区間で、台風25号とは別の理由によるものになります。
いっぽうJR東日本の在来線は、時刻の決まった運休を21日のうちに出しました。関東エリアの運行情報(21日7時36分時点)から、時刻が決まっていたものを並べます。
| 線区 | 21日の運転取りやめ |
|---|---|
| 久留里線 | 終日 |
| 内房線(君津〜安房鴨川) | 14時頃から最終列車まで |
| 外房線(誉田〜安房鴨川) | 14時頃から最終列車まで |
| 東金線 | 15時頃から最終列車まで |
| 総武本線(佐倉〜銚子) | 16時頃から最終列車まで |
| 成田線(成田〜銚子) | 16時頃から最終列車まで |
| 鹿島線 | 16時頃から最終列車まで |
| 常磐線(勝田〜いわき) | 20時頃から |
JR東日本の関東エリア運行情報から、時刻の決まった運転取りやめを抜き出した
山手線・上野東京ライン・湘南新宿ライン・東海道線・京浜東北線・横須賀線・京葉線などの首都圏の各線には、22日早朝にかけて遅れや運休が発生する場合がある、というお知らせが出ていました。22日8時38分時点のJR東日本の新幹線運行情報では、運休情報はありません。
房総半島の先のほうから順に止めていく形で、時刻は台風がいちばん近づいた14時から20時に合わせてありました。首都圏の各線に出ていたほうは、区間や時間帯が決まる前の可能性の段階の案内です。
ここから読み取れるのは、鉄道会社が見ていた山が21日の午後から22日の早朝だったということですね。実際にはその幅を過ぎても、東海道新幹線に台風を理由にした計画運休の告知は出ませんでした。
台風25号2026で新幹線の払い戻しは運休なら全額
台風25号2026で新幹線の払い戻しは、運休した列車のきっぷなら全額が戻ります。手数料はかかりません。
JR東海のきっぷのルールには、列車が運転できない場合に旅行をとりやめるときは運賃・料金の全額を返すと書かれています。自分の都合でやめるときとは、扱いがまったく別になります。
| どんな場面か | 戻ってくるもの | 手数料 |
|---|---|---|
| 列車が運休して旅行をやめる | 運賃・料金の全額 | なし |
| 途中の駅で旅行をやめる | 乗らない区間の運賃+運休した列車の特急料金の全額 | なし |
| 出発した駅まで無料で戻る | 運賃・料金の全額(途中下車していない場合) | なし |
| 到着が2時間以上遅れた | 特急料金の全額(運賃は戻らない) | なし |
| 自分の都合で2日前までにやめる | 券面額から手数料を引いた額 | 指定席特急券340円 |
| 自分の都合で前日から出発時刻までにやめる | 券面額から手数料を引いた額 | 30%(最低340円) |
2時間以上の遅れで戻るのは特急料金だけ
2時間以上遅れたときに戻るのは、特急料金だけです。運賃のほうは、目的地まで運んでもらった以上は戻りません。
東京から新大阪までの指定席なら、特急料金はおよそ5,800円です。運賃の約9,000円は戻らないので、全額返ってくるつもりでいると差が大きくなります。
乗り換え列車に間に合わず、約束の到着時刻より2時間以上遅れる見込みになったときも同じ扱いです。その場で旅行をやめる、出発駅へ戻るという選び方ができます。
定期券と回数券は5日以上止まらないと対象にならない
定期券と回数券は、5日以上続けて不通になった場合だけが対象です。有効期間を延ばすか払いもどすかの扱いになります。
台風による運休はふつう1日か2日で復旧するので、ここに当てはまることはまずありません。通勤で使っている人は、この日数の条件を頭に置いておくといいですね。
台風25号2026で新幹線の返金は買った窓口で受ける
台風25号2026で新幹線の返金は、きっぷを買った窓口で受けるのが原則です。駅で買ったのか、ネット予約なのか、旅行商品なのかで、手続きの場所も戻り方も変わります。
| 買い方 | 返金を受ける場所 | 戻り方 |
|---|---|---|
| 駅のきっぷうりば・券売機 | JRの駅のきっぷうりば | 現金(クレジット払いはカードへ戻る) |
| エクスプレス予約・スマートEX | 会員サイトやアプリの操作 | 登録したクレジットカードへ |
| 新幹線と宿泊がセットの旅行商品 | 予約したマイページで取消操作 | クレジットカードへ(きっぷ受取済なら返送が必要) |
クレジットカードで買ったきっぷを駅で払いもどすときは、そのカードを持っていく必要があります。カードを忘れると手続きができません。
ツアーで取った分は運休なら取消料がかからない
新幹線と宿泊がセットになった旅行商品は、列車が運休した場合は取消料がかかりません。JR東海ツアーズの案内に、取消操作のときに取消料が表示されることがあっても運休ならかからないと明記されています。
ただし手順は決まっています。出発列車の所定の発車時刻より前に、自分でマイページから取消操作をしておく必要があります。
紙のきっぷを受け取り済みの場合は、駅の係員に運休による未使用だと申し出て証明を受けます。そのうえで、出発日から1か月以内に指定の窓口へ送る流れです。
宿やレンタカーは自分で連絡する必要がある
宿やレンタカーは、自分で直接連絡する必要があります。列車が止まったからといって、まとめて取り消してもらえるわけではありません。
旅行商品の案内にも、行程の一部を変更・取消する場合は各施設へ自分で連絡するよう書かれています。新幹線の手続きだけで安心してしまうと、宿のキャンセル料だけが残ることになります。
台風25号2026で新幹線をキャンセルするか迷ったとき
キャンセルするかどうかで迷った人は、結果として動かさないのが正解でした。東海道新幹線に計画運休が出なかったので、自分からやめていれば手数料だけを払うことになったからですね。
自分の都合でやめると、指定席特急券の手数料は出発の前日から30%かかります。2日前までなら340円です。日付が1日ずれるだけで金額が大きく変わるので、ここは連休が終わってからも同じ決まりになります。
発表を待つ側に立っておくのが結果的に無駄が出なかった
私が思っていることを書くと、台風の日は自分から降りずに発表を待つ側に立っておくのが、今回はいちばん無駄が出ない形でした。自分から降りれば30%を払い、運休すれば全額が戻るという決まりだからです。
実際に台風25号では、東海道新幹線の運休が出ないまま連休が終わりました。待っていた人は手数料を払わずに済み、先に降りた人だけが30%を負担した形になります。
そう考える根拠は3つあります。台風がいちばん寄ったときでも三島から約171キロあったこと、暴風域に入る確率が沿線で最大23%にとどまったこと、そしてJR東日本の在来線が房総側だけを時刻を決めて止めていたことです。
止める線区と時刻をここまで細かく出す会社が並んでいる以上、待っても情報が来ないという事態にはなりにくいと思っています。
逆に早めに動いたほうがいい人もいます。どうしてもその日に着かないと困る人は、空きが埋まる前に代わりの手段を決めたほうが選べる幅は広くなります。
行き先の側の事情もあわせて見ておくと、次に台風が来たときの判断が早くなります。舞浜へ向かう人なら、台風25号2026とディズニーの記事に、パークの営業が実際にどう動いたかを同じ実況値から計算して載せています。
台風25号2026と新幹線についてよくある質問
台風25号2026で新幹線は何日が危ないですか
台風25号2026で山だったのは、9月21日の月曜です。台風の中心が房総半島の沖をいちばん近く通ったのがこの日の夜でした。前日の20日は雨が強まり、22日の朝には日本の東へ抜けています。
明日の東海道新幹線は大丈夫ですか
明日の東海道新幹線が大丈夫かどうかは、JR東海の運行状況ページで確認できます。計画運休を行う場合も、行わない場合も、このページと駅の掲示で案内されます。予報だけで決めず、鉄道会社の発表を見るのが確実です。
新幹線が雨で止まる確率はどれくらいですか
新幹線が雨で止まるのは、1時間に60ミリ以上の雨が降ったときです。1時間60ミリは気象庁の区分で非常に激しい雨にあたり、滝のように降る雨です。加えて、降り続いた雨が土にたまった量でも規制がかかります。
台風で運休したらキャンセル料はかかりますか
台風で運休したときのキャンセル料は、かかりません。列車が運休した場合は、旅行をやめるときに運賃・料金の全額が戻ります。新幹線と宿泊がセットの旅行商品も、運休であれば取消料はかかりません。
運休していないのに自分でやめたらいくら引かれますか
運休していないのに自分でやめたときに引かれるのは、出発日の2日前までなら340円、前日からは30%です。これは指定席特急券の場合で、乗車券と自由席特急券は220円です。日付が1日ずれるだけで金額が大きく変わります。
まとめ:台風25号2026と新幹線はどうなったか
台風25号2026で東海道新幹線に計画運休は出ませんでした。お伝えしたことをまとめます。
- 最接近は銚子の南南東約120キロ、三島からは約171キロ
- 22日8時41分時点で東京〜新大阪の運休は0本
- 暴風域に入る確率は三島でも23%どまりだった
- 雨は1時間60ミリ、風は秒速30メートルが規制の目安
- 運休なら全額、自分の都合なら340円か30%
次に台風が来たときも、見る場所は3つです。気象庁の台風情報で進路、JR東海の運行状況で列車、予約したサービスのマイページで手続き。この順に見ていけば、必要な判断はそろいます。
台風の予報は日ごとに変わります。出発の前には、もう一度それぞれの発表を確かめてみてくださいね。

コメント